レッドガード~ボクらは鉛色のセカイで戦った~

『レッドガード~ボクらは鉛色のセカイで戦った~』とは?

「血を焦がし、鉛色の世界を討て!」

『レッドガード~ボクらは鉛色のセカイで戦った~』は大災厄を迎えた未来の地球に残った“東京”を舞台に、みんなで強力な戦士となり、機械の怪物と戦うTRPGです。
プレイヤーは、強力な兵器“サーゴル”を使う戦士“レッドガード”となり、人類滅亡を企む機械生命体“ベルセルク”を倒すことを目的としています。

レッドガードとベルセルク

「覚悟しろベルセルク! 僕のサーゴルで斬り倒してやる!!」

大災厄を迎えた未来。鉛色と化した世界。
滅亡しかけた人類に、容赦なく機械生命体“ベルセルク”が牙をむきます。
脅威に怯える人類が見出した最後の希望。
それがベルセルクに対抗する兵器“サーゴル”を持つ赤き守護者“レッドガード”です。
レッドガードはほぼ唯一ベルセルクに対抗しうる戦士であり、
背中にいる東京の人々を守ることができる存在です。
レッドガードは、戦わなければなりません。
その手に持つサーゴルで、人類の敵を駆逐するのです!

「生き様」と「死に際」

「俺の命と引き換えに! お前だけは倒す!!」

『レッドガード』は、参加者全員で物語を創るゲームです。
ルールブックに掲載されているすべては“レッドガード”のドラマを描くためにあるといっても過言ではありません。
各プレイヤーは自身の壮絶な運命“ディスティニーカード”を持ち、カードを使うことで絶望的な戦況を変えることができます。ただしその代償には、時として自分の命が必要となります。
自分の命、仲間の命、戦いの意義、勝利の価値、敗北した未来、ギリギリのセカイを生きるレッドガードは、いくつもの要素を天秤に掛けて戦います。
そして最後には、戦いの意味を求め、仲間と絆を結び、そして決意をもって死地に向かう。
生死の狭間にある世界でのヒューマンドラマを楽しみたい方には、ぜひおすすめします。

ディスティニーカードとは?

「なぜだ!!なぜ俺だけが生き残ったんだ!」

ディスティニーカードは、レッドガード最大の特徴ともいえるゲーム専用のカードです。
ディスティニーカードには、レッドガードの運命をあらわす効果と代償が記載されています。
プレイヤーは、記載された効果と代償をセッション中に使うことができます。もちろん使わなくてもかまいませんが、厳しい戦場で勝ち抜くためには、ディスティニーカードを使わざるをえない場面も出てくるでしょう。
レッドガードたちは壮絶な運命を受け入れるのか、それとも拒絶して戦うのか?
死地に向かうレッドガードの結末は、プレイヤーの手に委ねられているのです。

レッドガードの作成

「レッドガードの命は軽い。俺の命なら、なおさらだ」

PCたるレッドガードの作成方法は、サンプルキャラクターを使うか、オリジナルキャラクターを作ることができます。
サンプルキャラクターは簡単です。下記のサンプルキャラクター6種類から1つを選んで設定を決めれば、すぐにゲームに参加することができます。
オリジナルキャラクターは、人種、兵科、兵器を組み合わせることで、自身がイメージするさまざまなキャラクターを表現することができます。

  • 造られし天才剣士:近接戦でダメージ増加ができるアタックタイプ。
  • 魔弾の射手:遠隔戦で装填しながら戦えるアタックタイプ。
  • 天啓の二挺拳銃:射撃戦で複数対象を攻撃できるアタックタイプ。
  • 電脳の申し子:電脳戦と乱戦対策ができるサポートタイプ。
  • 指揮官代理:電脳戦だけでなく遠隔戦やダメージ増加ができるサポートタイプ。
  • 戦場の古株:高い生命力とダメージ減少で味方を庇うガードタイプ。

最後に……

「このゲーム、ものすごくエモいですね!」(実際にゲームを遊んだ参加者の感想より)

『レッドガード』のデザインをした際、「エモい」ということは、人間が生きていれば必ず通る「生と死」の関係にもあるのではないか、と考えました。
『レッドガード』の世界は厳しく、屍山血河なしには勝利を掴むことはできません。
でも死ぬことが必ずしも不幸かというと、そうでもありません。自分の死と引き換えにしてもあまりある何かがあるならば、笑って死を選ぶこともできるものです。
『レッドガード』が目指すのは「メリーバットエンド」。誰もが幸せな「ハッピーエンド」ではなく、血生臭く不幸な影が纏う「一見バットエンド」であったとしても、最後まで戦った者たちにとっては「ハッピーエンド?」と感じることができる、そんな結末を演出していきたいと思っています。
レッドガードとなったみなさんは、戦場でどのような生と死を垣間見るのでしょうか……

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